すっぽんはいつから使われてきた？

昔の人は一体どのようにして「食べれる」「食べれない」を見極めていたのでしょうか？多分、誰かが初めて食べて、何かしらの病気、また命を落としてしまったことを聞いて見極めていたしか考えられません。
すっぽんって見た目は非常にグロテスクで、とても食べたいとは思わなかったのではないでしょうか？しかし現代で当たり前のようにすっぽん料理があるのは、過去の人達が犠牲となって食文化を確立させてきたからだと考えます。
もちろんすっぽんには毒性はありませんので、安心して食べることが出来ます。

初めて日本ですっぽんを食べたのは縄文時代と言われています。
もしかしたらそれ以前にも普通に食べていた可能性はありますが、縄文時代の遺跡からすっぽんを食べていた形跡が見つかっていることから、現代の歴史学上では縄文時代となっているようです。
ちなみに中国では今から3000年前から食べていたようで、王朝クラスの特権階級の人達から愛されていたと言われています。

日本の縄文時代から遠い未来である現在、すっぽんは食用だけではなく、サプリメントや化粧品に姿を変えています。
天然のすっぽんは希少性が高く、特定の高級店でしか食べることが出来ませんし、養殖だったとしても高級食材となります。
そんな高級食材を定期的に食べるのは経済的な負担となりますし、また家庭で料理をするのも面倒くさいものです。

そこで研究が進み、サプリメントとして発売されることになりました。
すっぽんのエキスをギュッと凝縮して配合されたサプリメントは、手軽に様々な栄養素を摂取することが出来るために、今最も注目されているサプリメントの1つとなっています。
このようにすっぽんというのは時代が変わる毎に使われ方も変化してきています。
今以上に養殖技術が進化することで、もしかしたら一般家庭でも今の牛肉や豚肉のように気軽な食材になるかもしれませんね。
それまではサプリメントですっぽんの持つ最高の栄養素を摂取しましょう。